最近 「とても衝撃を受けた映画」を夫婦で観ました。
心に残る実話で事実として知っておくべきだと感じた、おすすめの映画をご紹介します。
シンドラーのリスト
1993年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督の映画で、第二次世界大戦中のポーランドを舞台に、実在のドイツ人実業家オスカー・シンドラーを描いた作品です。
アカデミー賞で作品賞・監督賞など7部門を受賞し、映画史に残る名作とされています。
ストーリー
1939年にナチス・ドイツがポーランドに侵攻した時の話です。
シンドラーは戦争をビジネスチャンスと考え、ユダヤ人労働者を安価に雇い、軍需工場を経営して利益を得ます。
ユダヤ人居住区の住民たちが虐殺・強制収容所送りにされる様子を目の当たりにしたシンドラーは衝撃を受け、彼は「利益のため」ではなく「命を救うため」に工場を利用する決意をします。
シンドラーは財産を惜しみなく使い、1,100人以上のユダヤ人を「従業員」として雇い入れ、アウシュヴィッツ行きを免れさせます。
映画のラストでは、実際にシンドラーに救われた人々とその子孫が登場し、彼の墓に石を置いて弔意を示すシーンで幕を閉じます。
感想
この出来事がたった86年前の出来事とは思えず、そんな絶望の時代があったことに衝撃を受けました。
「人間の残酷さと、人間の良心」を同時に描いた映画だと思いました。
普段からよく映画を見ていますが、今年観た中で一番印象に残った映画でした。
こういう事は二度と繰り返して起こしてはいけないと思ったし、過去に起こった事実を知ることの大切さを学べました。
たったひとりの人間の勇気と選択が多くの命を救ったところに感動し、自分だったらそんな選択と行動ができるか、と深く考えさせられました。
この映画を観て、ドイツやポーランドへ行き実際に現場を見て触れて、自分が何を感じるか体感してみたいと思いました。
歴史を知ると、これまでと違った景色に出会えるのだと強く感じました。
世界の歴史をさらに深く学んで、旅行先での感動をより強く味わいたいと思わせてくれる映画でした。
おすすめポイント
・白黒映画なので、ドキュメンタリーを見ているようで、登場人物が演技をしていることを忘れるぐらいのリアルさがある。
・単なる「戦争映画」ではなくて、個人の勇気と選択がいかに多くの命を救うことができるかを実感できる映画。
3時間15分もある長い映画なので、ゆっくり時間がとれる休みの日にぜひ鑑賞してみてください!
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